講師 稲葉拓也の受験ストーリー

受験合格

オンライン家庭教師ライフの稲葉拓也です!

こちらは私の自己紹介として、過去の受験経験をお話します
高校3年生の10月までまったく受験勉強をせず、
かつ当時は勉強の正しい方法も全く分からないままがむしゃらに進んでいました

皆さんの励みになればいいなと思います

高校3年の夏休み

チャーハン

店長「チャーハン1つ」

稲葉「はい!」

店長「これちげーだろ!!」

稲葉「あ! すみません・・・」

中華料理

まずはわたくし、高3の夏に中華料理屋でバイトしてました

鬼のようにバイト入ってました

 

勉強全くしていなかったんですよね

※よい子は絶対に真似しないでね

 

なんでかって言うと

xジャパン

ギターの専門学校にいく予定だったんですよ

バンドやりたかったんです

当時はバンプだったりアジカンだったりが流行りだした時代で、バンドブームがきてたんですよね

ハマったらとことん突き詰めてしまう性

音楽で食ってくわ!!俺の魂のギター!!!

って妄想抱いてたんです

それはそれは狂ったようにギター弾いてました

 

高3の9月

バンド

そんなこんなで高3の9月まで全く受験勉強してませんでした

チャーハンを作り続け、ギターを引き続ける日々

君なら絶対に真似しないはずだよね!

 

 

そんな時に転機が訪れました

 

 

〜学校終了間際〜

キーンコーンカーンコーン

金八先生

先生「おい稲葉」

稲葉「はい?」

先生「お前本当に受験しなくていいのか?」

稲葉「はい!大丈夫ですよ!音楽で食ってくので!」

先生「アホか よく考えろ 今日お前のお母さんよ呼んどいたから、ちょっと面談だ」

稲葉「え?」

 

いやいや受験なんてせんし!ギターやろ!

何言っとるんや? 俺の人生ギター!! 最高!!!

ロックンロール!!!

 

〜面談〜

先生「お前の行こうとしている学校な」

稲葉「はい」

先生「こっちでも色々調べてみたんや」

稲葉「はい」

先生「これこれこういう所でな」

稲葉「はい」

先生「過去に色々あってな」

稲葉「はい」

先生「あんまりおすすめできないんや」

 

ねこ

稲葉「・・・ほえ?

 

先生「お前、一回大学行ったらどうだ?」

 

稲葉「はい?」

先生「大学はいいぞ めちゃめちゃストイックにバンドやってる大学って結構あったりする」

稲葉「え?」

先生「大学のサークルからそのままデビューしてる人たちもいるし」

稲葉「はあ・・」

先生「しかも大学は楽しい 専門なら大学卒業してから行けばいいんやないか?」

先生「高卒で終わっちまうぞ」

稲葉「うーん・・」

先生「大学を出ておくのはめっちゃ大事」

稲葉「確かに・・・」

先生「そこで気が変わるかもしれんし、それでもバンドやりたいならそこからやっていけばいいんやないか?」

先生「大学でもバンドはできるぞ」

 

稲葉「・・・大学行きます!!」

 

高3の10月から受験勉強スタート

受験勉強

そんなこんなで受験勉強を始めることに

 

でもこの時期から大丈夫なんか? 間に合うのか?

しかも大学も全く決まっていない

それどころか文系も理系も決まってない状態

選ぶ範囲が広すぎる

でもってバンドが盛んな大学ってどうやって調べるんや

 

志望校に悩む

絶望なう

 

 

大学へ行こうとは思いつつ、とにかく不安でした

理系文系も決まっていないので、勉強にも着手できない

 

やばい

 

まずは大学選びから

 

とりあえず行きたい大学を選ばなきゃならん・・・

あーどうしよ・・・

 

ここでラッキーな出来事が起こりました

 

受験ブログ

当時、相当な自己顕示欲から自分のバンドのHPを作っていたんですね

練習の写真あげたり、日記書いたりみたいな

誰がお前の日記見るねんって感じなんですが

この出来事をそのまま日記に書いたんですね

「大学行きます でも大学決めてないです 絶望なう」みたいな

 

すると、奇跡的にあるコメントが来ました

 

受験コメント

バンドやりたいならうちの大学いいよー 練習めちゃストイックだし、スタジオ24時間使えるし、定期演奏会は選考会で選ばれたバンドしか出れないから結構燃えるよw 結構厳しい環境ww

 

ええ!! たのしそう!!!

 

そんなコメントをくれたのは、バンドの先輩でした

愛知大学という大学に通っていて、バンド漬けの生活を送っているそうです

 

これを読んでもうテンションがブチブチに上がりました

 

勉強ロックンロール

受験勉強

そこから完全にスイッチが入った稲葉

鬼のように勉強していくことに

 

受験参考書

目指すは愛知大学の国際コミュニケーション学部の言語コミュニケーション学科

当時は偏差値50前後で 当時の愛知大学の中で一番偏差値が高い学部でした

 

オラオラオラオラ!!

 

見ているのは夢の大学生活

 

「オラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!」

 

華やかなバンド三昧の日々

 

「フェイ!フェイ!!フェイ!!!」

 

4ヶ月で間に合うか?

他に行きたいところが見つからないから単願でいくしかない

落ちたらどうする?(良い子は必ず滑り止めを受けよう)

 

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラアーーーーー!!!!」

 

いったる!

24時間スタジオで朝までバンド練習するんや!!!

 

うをおおおおおおおおおおおお!!!

ロックンローーーール!!!!

 

鬼勉強モード突入

 

赤本

稲葉「先生!」

先生「ん?」

稲葉「これから毎日過去問1年分解いてくるので解説してくれませんか!?」

先生「おーやるかー」

 

業後に先生と毎日30分ほど現文のマンツーマンレッスン

今思うと、ただでさえ忙しい先生をタダで捕まえて、何というわがままを聞いてもらってたなと思います

その後18:00まで自習室で勉強

この時期から塾なんて入れないと思ってたので行きませんでした

 

受験ご飯

家帰ったら即ご飯

 

受験居眠り

一旦22:00頃に眠くなるので、目覚ましがてら近くのコンビニでパンを買いに

 

稲葉「おし!」

 

カリカリカリカリ・・・・

 

勉強居眠り

・・・ハッ!いかん!!

 

0:00頃眠くなるので一旦お風呂・・・

 

受験半身浴

abundant・・・放棄する abandon・・・豊富な

あれ!逆や! また間違えた・・

 

半身浴しながら単語の勉強

 

部屋に戻り

 

勉強パトラッシュ

 

僕はもう疲れたよ・・・・

 

 

勉強睡眠

2:00で限界が来て

 

受験の朝

チュンチュンチュンチュン

 

・・・・ハッ!!

7:00起床

 

勉強するだけのマシン

 

体育

〜体育の授業〜

先生「おい稲葉! もっとちゃんと走れよ!」

稲葉「あ、はーい!」

”体動かすと疲れが溜まって夜眠くなる”という持論から、体育は出来るだけサボる

(これが正しいかどうかは分かりません)

 

受験行事

〜全校集会〜

ザワザワ・・・

稲葉「(みんな集まってんだからはよ始めろよ 時間もったいね〜)」

稲葉「abundant・・・放棄する abandon・・・豊富な あれ!逆や!」

学生服のポケットには常に単語帳

10秒も無駄にできませんでした

 

 

〜現文〜

現文の授業

先生「根拠にちゃんと線を引かんか! こら!!」

稲葉「はい!」

 

〜帰宅〜

下校

稲葉「図書館いく時間もったいないから家でやるしかないわ」

 

 

〜英語〜

トイレで勉強

稲葉「abundant・・・豊富な abandon・・・放棄する おっしゃ!!」

 

〜数学〜

テスト勉強

稲葉「ここで相加相乗平均かあ」

 

勉強居眠り

テスト勉強

勉強居眠り

テスト勉強

 

喜びも落胆もない

余分な言葉も発さない

ただただ問題をといて知識を蓄えるだけ

いつしかそんなロボットのような人になってました

 

いつの間にか受験当日

 

〜受験当日〜

受験当日

稲葉「・・・ここで相加相乗平均や」

当日も、ただただ問題を振り返るだけ

 

期待も不安も緊張もない

もうただただやるだけでした

 

受験当日

前期入試、マーク方式、センター利用、3つ受けました

そして愛知大学の単願のみ

落ちたらもう一年やるしかない(良い子は必ず滑り止めを受けようね)

 

出来栄えは・・・

 

いつも通り

 

いけるか??

 

 

気づいたら受験は終わっていたのでした

 

そして合格発表

 

〜結果発表〜

 

受験の朝

ちゅんちゅん

AM10:00

 

パソコン画面

稲葉「きた・・・」

パソコンでチェックする・・・

 

稲葉「・・・・」

 

前期日程

稲葉「・・・・」

 

センター利用

稲葉「・・・・」

 

マーク方式

稲葉「・・・・」

 

 

 

受かったー!!!!

 

勉強でモテる

3つとも合格!!!

 

よくやった・・・よくやった・・・

 

一生に刻まれた4ヶ月の受験

 

受験合格

そんなこんなの4ヶ月でした

一瞬の出来事でしたが、その日々は鮮明に覚えています

 

これ、ただ過去の自慢話を伝えたい訳ではなくて

何が言いたいかっていうと、受験の成功体験って自分の一生の自信になるってことです

 

平日学校が終わってから10時間勉強した しかもそんなに苦じゃなかった経験

自分のフルパワーを知ると、どんなことがあっても「できる!」って思えるようになるんです

 

受験の醍醐味はここだと考えています

 

その学校に行く選択が正しいかなんて、ぶっちゃけ分かんないじゃないですか

大学2つも3つもいって比べてるわけじゃないですし

 

仕事もそうですよね?

「就きたかった仕事に就けた でも人間関係が悪くて心が折れた 全然楽しくない」

そういうことって本当によくあることだと思うんです

 

大事なのは、進路の先の自分のあり方 その壁を乗り越えられる自分の本質的な自信

それは受験での成功体験、「できないと思ってた自分でもできる!」という感覚

受験までいかなくても、日々の勉強での「分からないことが分かった!」という感覚

そういった感覚から養える

 

僕はこう考えています

そういった理由で勉強が大事だと思っています

 

一生に刻まれるような受験を経験してもらいたい

そんな思いで日々指導にあたっています

 

 

 

勉強しようぜ!!

 

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