結論:高校数学の定期テストで点を上げるには、テスト2週間前までに「教科書・学校の問題集の例題を自力で解ける状態」にし、残りの期間は「間違えた問題の解き直し」に時間を使うことが一番の近道です。新しい問題集に手を広げるより、学校で配られた問題を確実に解けるようにする方が、定期テストでは点数につながります。
こんにちは、オンライン家庭教師ライフの稲葉です。
11月に入ると、多くの高校で2学期の期末テストが近づいてきます。
2学期の数学は、数Ⅰなら二次関数や三角比
数Ⅱなら三角関数, 指数・対数, 微分・積分など
範囲が広く式も長くなる単元が多い時期です。
「授業は『わかった!』となるのに、テストになると点が取れない」
こういったご相談は、高校生の保護者の方から毎年いただきます。
これまで300人以上の生徒さんを指導し
のべ20,000回の個別指導をしてきた中で見えてきた
定期テストで点数を上げるための進め方をまとめました。
高校数学の定期テストで点が取れない3つの原因
① 「わかる」で止まっていて「できる」になっていない
授業で先生の解説を聞いて分かった気がしても
何も見ずに自分の手で解けるかは別です。
数学は特に、解説を見れば理解できるのに
白紙の状態からだと最初の一手が出てこないことがよくあります。
私が授業で一番大事にしているのも
最後に必ず生徒さん自身に解いてもらい、本当に身についているかを確認することです。
「わかる」と「できる」の間には、思っている以上に差があります。
② 解きっぱなしで、間違えた問題をそのままにしている
問題集を何ページ進めたかを目標にすると
丸つけをして終わりになりがちです。
定期テストで点数が上がる生徒さんは
問題を解いた量よりも、間違えた問題を
解き直した回数が多い傾向があります。
③ テスト直前に新しい問題集を始めてしまう
「勉強ができるようになりたい!」と考えると
「とりあえず新しいテキストを!」と
書店で別の問題集を買って始めたくなるものです。
ただ、定期テストは学校の先生が授業で扱った内容から出題されます。
まずは、教科書と学校で配られた問題集を
完璧にする方がずっと効率が良いです。
(市販のテキストで分からない部分を補助的に補うのはアリです)
期末テスト2週間前からの勉強の進め方
3週間前〜2週間前:教科書の例題を自力で解けるようにする
まずはテスト範囲の教科書や問題集の「例題」を、解答を見ずに解いてみます。
(例題は比較的解きやすいからです)
テスト範囲が発表されていない場合は
「ここは出るだろう」という範囲を予想して進めましょう
最初は解けない問題が多い場合は、最初から解説を見てもOKです。
解けなかった例題には印をつけて
解説を読んで理解したらもう一度何も見ずに解きます。
ここで大事なのは、解説を「読んで終わり」にしないことです。
読んで理解したら、必ず「解説を見ずに解けるように」自分の手で再現します。
解き直しの時でも、「解説みて分かったはずだったのに解けなかった」
ということもあると思います。
その時はもう一度解説を読み直しましょう。
解説は何度見てもいいので、「最後は自分で解けるようになる」というのが大事です。
数学も、もちろん解法の背景の理解も大事ですが、最後は暗記科目です。
数学の問題でも、英単語のように暗記することが最後は大事になってきます。
2週間前〜1週間前:学校の問題集を1周する
次に、学校で配られた問題集(傍用問題集など)を範囲すべて1周します。
この時、問題番号の横に次のような印をつけていくと、あとの復習が楽になります。
- ○:自力で解けた
- △:解けたが時間がかかった、途中で迷った
- ×:解けなかった、解説を見た
提出がある問題集の場合は
提出のためだけに答えを写すのではなく
この1周目を自分の力で取り組むことが大切です。
1週間前〜前日:△と×の問題だけを解き直す
最後の1週間は、△と×の問題だけを解き直します。
×の問題が○になるまで繰り返し、2回目で解けた問題も
数日空けてもう一度解いて確認します。
時間がない場合は、書いて解かず、頭の中で
「こうしてこうしてこうして・・・」
とシミュレーションで終わってもOKです。
間違えた原因を一言メモしておくのもおすすめです。
「符号のミス」「公式を覚えていなかった」「問題文の条件を読み落とした」など
原因が分かると同じ間違いを防ぎやすくなります。
前日:○の問題をざっと見直して、早めに寝る
前日は新しいことをせず、×から○になった問題を中心に解き方を確認します。
数学は計算ミスが点数に直結するので、睡眠をしっかりとって
頭がすっきりした状態で臨むことも大事です。
2学期の高校数学で特に気をつけたいポイント
2学期の単元は、前の単元の内容を
使うものが多いのが特徴です。
例えば数Ⅱの三角関数では数Ⅰの三角比の知識を
指数・対数では式の計算の力を使います。
今の単元でつまずいている原因が
実は前の単元にあることも少なくありません。
私の授業でも、数Ⅱで伸び悩んでいる生徒さんには
必要に応じて数Ⅰや中学分野にも戻って基礎を復習してもらっています。
遠回りに見えても、その方が結果的に早く点数が上がります。
また、解法が長くなる問題は、一度に全部を覚えようとせず
「最初に何をするか」「次に何をするか」を一つ一つ区切って確認していくと
自分で解けるようになりやすいです。
保護者の方にできること
保護者の方から「勉強しなさい」と声をかけるより
「何ができるようになった?」と聞いていただく方が
お子さんの勉強が前に進みやすくなります。
解けるようになった問題を自分の言葉で話すことは
それ自体が良い復習になります。
また、テストが返ってきたら点数だけでなく
「どこで間違えたか」「平均点と比べてどうか」
というところを一歩踏み込んで一緒に見てあげてください。
次のテストにつながる一番の材料は
返ってきた答案の中にあります。
よくある質問
Q. 期末テストまで2週間を切っていますが、今からでも間に合いますか?
A. 間に合います。時間が限られている場合は、教科書の例題と学校の問題集の基本問題に絞って、解き直しを中心に進めます。全部を完璧にするより、確実に取れる問題を増やすことを優先します。
Q. 高校数学だけ、テスト前だけお願いすることはできますか?
A. 高校生は数学・英語・現代文に対応しており、数学だけの受講も可能です。テスト前の時期だけのご相談も、まずは無料体験授業でお話を伺えればと思います。
Q. オンラインの授業で、数学の途中式まで見てもらえますか?
A. はい。授業では途中式まで確認しています。どこで間違えたかを一緒に確認できるので、オンラインでも細かく見ることができます。
Q. 料金はどれくらいかかりますか?
A. 中学生は月14,000円〜、高校生は月16,000円〜です。入会金・教材費は0円です。詳しくはお問い合わせページからお気軽にご相談ください。
まずは50分の無料体験授業から
「数学の点数をなんとかしたい」「テスト勉強のやり方から見直したい」という方は、ぜひ一度、50分の無料体験授業を受けてみてください。今の勉強の状況を伺い、テストまでに何をすればよいかを具体的にお伝えします。
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