こんにちは、オンライン家庭教師ライフの稲葉です!
今回は生徒さんからよく寄せられるお悩み
勉強のやる気について
勉強のやる気が出ない
勉強したいけどやる気が出ない
勉強の一番の問題ですね
やる気があれば自分もできるのに
なんて思う方も多いかもしれません
今回は、このやる気についてお話します
なぜ勉強のやる気が出ない?
「やろうと思ってる!でもやる気がない!」
なぜやる気がでないんでしょうか?
これ、そもそものところを考えてみましょう
ちょっと発想を変えると、
やる気が出ないからやれないのではなくて
そもそもやる気って最初はゼロなんじゃないか?
こう考えてみましょう
考えてみると、何だってそうだと思います
スポーツや趣味でも、
「最初からめちゃくちゃやりたい!」
っていうのはないと思いませんか?
最初は全然できなくて、
ちょっとずつできるようになってから
「もうちょっとやりたい」と思えるようになって
徐々にやる気が出てくると思うのです
何か行動を始める時って
最初はやる気はないものだと思うんです
勉強だって、
「頭がいい人はやる気があるから、自分とは違うから」
みたいに思われがちですが
誰だって最初は「めんどくせー」って思っていると思うんです
やってくうちにだんだん楽しくなってきているものかと
物事って基本的にやる気ってないもの
まずそう考えることからだと思うのです
そうしないと、
「やる気があるからできる」「やる気がないからできない」みたいに、
勉強を自分のやる気のせいにしてしまいませんか?
結果的にそれが言い訳になってしまうのです
「やる気がないからやらなくていい」という感じで
やらないことを正当化してしまいます
アドラー的に言うと、
『勉強したくない』目的が先にあって、その原因を『やる気のなさ』にしている
ということです
「勉強のやる気が出ない」の解決策
やる気は最初は無いものなので
「こうすればいい」という解決策はありません
「やる前からのやる気は出しようがない」と考えてみましょう
でもそれを逆に考えると
勉強をするためにやる気は必要ない
とも言えると思うのです
大事なのは、
「やる気があるないではなくて、それに左右されない」
ことだと思うんです
「やる気ないけどやるか」
と思ってやること
大事なのが初動です
始められれば、続けることはしやすくなると思います
例えば問題を解くにしても
最初に一問解いたら二問目はそこまで抵抗なくできると思います
やる気はないけど最初の一歩を踏み出せるか
自転車だって、最初踏み出すのは力がいるじゃないですか?
でもスピードが出れば惰性で進められますよね
それと同じだと思うんです
僕だって、この記事を書くにしても
最初は
「あー面倒くせ〜 やる気ないけど、やるか〜」
みたいな感じでした
でも、字を打つにつれてだんだん熱くなってきて
ここら辺まで字を打ってると
もう夢中になっているものです
で、「もうこんな時間やん!」
ってなって1日で書ききれないみたいな
「やる気が出たからやる」のではない
これ、どういうことかというと、
やってくうちにやる気が出てきてません?
そう、
やる気は継続した結果で出すことができます
やる気があるからできる
じゃなくて、
正しくは
やった結果やる気が出る
なんです
順番が逆なんですよね
だからまず最初はとにかく始める
問題を解く、用語を覚える
そして「できた!」という成功体験が生まれる
そこから「もっとやりたい!」という気持ちが出てきます
この、「もっとやりたい!」という気持ちが、やる気の正体ではないでしょうか
もしくは集中が上がってきて、「気づいたらどんどんやってた」みたいな状態になっていると思います
だから、「やる気が出ない」の解決策は
「やる気が出るまでやる」ってことなんです
でも勉強できない
いや、それでも勉強できんから困っとるんじゃ!
って思うかもしれませんね
そんな方におすすめしたいのが、
時間を確保すること
人間は基本的に、1日の時間がパンパンに埋まっています
余白がない状態です
そもそも、やるやらない以前に、やる余白がないことが多いです
なので、
勉強するしないの前に、勉強する時間が確保されているか確認してみましょう
つまり、
空白の時間を作るんです
どうやって空白を作るかというと
「やらないことを決める」
やることを決めたら、それをやるためにやらないことを決めるんです
例えばゲームを1日1時間やっていたなら、10分減らしてみる
10分の空白を作るんです
そうしたらその10分に「勉強」が入り込んできます
勉強時間が確保できない方が勉強できるようになる2つのポイント
詳しくはこちらの記事から!
まとめ
はい、長くなったのでまとめ!
・そもそも最初はやる気はない
・「やる気」をやる理由にしてしまうと、「やる気がないからやらなくていい」という言い訳を自分にしてしまう
・正しい順序は、「やる気がある→やる」ではなく、「やる→やる気が出る」
・やることで「もっとやりたい!」という気持ちや、集中力が生まれる
・「やる気が出るまでやる」というのがやる気の出し方
・「でもできない」というのは、そもそもやる時間が確保できていない
・やることを決めたら、やらないことを決めて空白を作る
一緒に頑張りましょう!
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